日本の人口は、約1億2,000万人(総務庁データ平成22年度)で、そのうち女性人口は、
約6,500万人で、男性より約400万人多くなります。日本人の平均寿命は、女性86歳、男性79歳で、女性の平均寿命はここ数年世界でトップです。出生率は平成21年で1.37人と年々減ってきています。
この数値があらわすように、日本の女性は長生きですが、社会進出などで晩婚化や結婚しない自立した女性が増え、子どもを生まない環境になっているのです。今や男性と同じように働く女性ですが、家庭を持つ場合は、家事、育児と仕事を両立しなければなりません。
独身女性も、仕事を優先し、健康をおろそかにせざるをえない状況があるかもしれません。女性の置かれている環境は、年々悪化し、社会の変化と相まって、さまざまな病気を引き起こす可能性が大きくなっています。ストレスや過労などで起こるうつ病、乳ガンなど早期発見で直せる病気も、痛みがすぐにあらわれないため、周囲や自分自身が知らない間に進行してしまうのです。
今は健康で病気なんて問題ないというあなたも、年に一度は定期検診や人間ドックを利用し、健康状態を把握しましょう。また、一日に一度はリラックスできる時間を作り、ストレッチなど簡単なエクササイズをし、疲れをため込まない工夫をしましょう。いくら検査し、対策を行っても加齢ばかりは避けることができません。
例えば骨粗鬆症は女性に非常に多い病気です。骨密度という骨の密度を測る検査があります。早めに受診し、日頃よりカルシウムの多い食事をこころがけましょう。カルシウムを摂取しても、体内に吸収されなければ効果がありません。規則正しい食事、必要な栄養素の摂取、適度な運動を取り入れ、代謝の高い体作りを、若いうちから行いましょう。一度病気になってしまうと、治療に必要な時間と、費用、労力は測りしれません。
病気になって初めて健康のありがたみを知るとよく言われますが、健康なうちに健康に感謝し、維持していく心がけが重要なのです。